レントゲン検査
健康診断で肺や心臓に異常がないか調べます。息切れや胸痛の原因を調べる際にも行います。また、骨粗しょう症のスクリーニング検査(ふるい分け)として、DIP法(手を撮影)による骨塩定量検査としても行います。
DIP法とは
骨密度をX線画像から算出する検査で、主に左手を撮影したX線画像を解析します。左手を撮影する際にアルミスケールの標準物質を一緒に撮影しておき、人差し指の骨と標準物質の濃度を比較して骨密度を算出します。被曝線量が少なく、着衣のまま簡単かつ迅速に検査できますので、低骨密度のスクリーニング検査として行われることが多くなっています。
超音波検査
体の表面から超音波をあてて、内臓や血管の状態をみる検査です。 当院では、特に心臓の機能、頸動脈の評価を行います。
*超音波検査は生体への侵襲がなく、どなたでも安心してお受けいただけます。
呼吸機能検査
(スパイロメトリー)
肺活量など呼吸機能を評価する検査です。息切れ、咳、痰の原因として慢性閉塞性肺疾患(COPD:肺気腫、気管支炎/細気管支炎の総称)の早期発見や、COPDの病状評価につながります。
簡易睡眠時無呼吸検査
いびき、日中の眠気、寝ても疲れが取れないといった症状の原因に睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)の可能性があります。SASの発見につながる検査です。ご自宅で睡眠中に検査装置を装着して行っていただきます。
*簡易睡眠時無呼吸検査器具は院内に常備しておりませんので予約が必要です。