内科

内科について

内科について当院では、多くの内科疾患の診療経験を積んだ総合内科専門医が、感染性(風邪・インフルエンザ・気管支炎・肺炎・胃腸炎・膀胱炎など)、生活習慣病(高血圧脂質異常症糖尿病など)、慢性疾患(気管支喘息・COPD/慢性閉塞性肺疾患・アレルギー性鼻炎・睡眠時無呼吸症候群など)といった幅広い疾患を診療しています。健康診断や各種検診、予防接種なども行っています。さらに、様々な症状にも対応していますので、どの診療科にかかればいいかわからない場合などでもお気軽にご相談ください。

漢方について

漢方は古代中国で生まれ、日本に入ってきてから独自の進化を遂げた東洋医学です。西洋医学以外の補完代替医療には漢方以外にも鍼灸やサプリメントなどがありますが、漢方は約140種が保険適用されており、治療薬の選択肢として一般的になってきています。
漢方は一剤で様々な症状を改善できるものが多く、副作用やアレルギーの頻度も西洋薬に比べて低くなっています。また、漢方の多くは体質改善を目的としているので2週間以上内服することで効果を実感できますが、風邪・便秘・こむら返りなどには内服後数時間から数日で効果が実感できる即効性のあるものも存在します。

このような症状がありましたらご相談ください

  • お腹が痛い(腹痛)
  • 頭が痛い(頭痛)
  • 物忘れが増えた
  • 発熱
  • 鼻水
  • 喉の痛み
  • 胸焼け
  • 肩こり
  • 疲れやすい(易疲労感)
  • だるい(倦怠感)
  • めまい
  • ふらつく
  • 食欲がない
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 便秘
  • 下痢
  • 眠れない(不眠)
  • 健康診断を受けたい
  • 予防接種を受けたい

よくある疾患

高血圧

血圧は血管にかかる圧力のことで、最も高い収縮期血圧と最も低い拡張期血圧があります。高血圧は血圧が高い状態が続く疾患で、収縮期血圧と拡張期血圧の両方、またはどちらかが高い場合も高血圧と診断されます。高血圧が続くと血管に大きな負担がかかり続けて動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞など深刻な疾患の発症リスクが高くなります。自覚症状に乏しいまま進行するケースもありますので、早期の発見と治療が重要です。適切な治療や生活習慣の改善を続け、良好な状態をキープしましょう。

高血圧

糖尿病

膵臓で作られるインスリンというホルモンが不足したり、うまく機能しなくなったりすることで、エネルギー源となる糖を細胞がうまく取り込めなくなり、血液中に過剰なブドウ糖がたまって高血糖が続く疾患です。高血糖は全身の血管に大きな負担をかけて動脈硬化を進ませるだけでなく、毛細血管にも大きなダメージを与えます。他の生活習慣病同様の動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞のリスクに加え、失明や足の切断、腎不全による透析が必要になるなど糖尿病の深刻な合併症を起こす可能性もあります。生活の質を守るためには、早期発見と適切な治療の継続が重要です。

糖尿病

高尿酸血症(痛風)

血液中の尿酸の過剰な状態が続く疾患です。過剰な尿酸が鋭い針状の結晶になって関節・膀胱・尿管などにたまり、自覚症状のないまま進行してある日突然、激烈な痛みを生じる痛風や尿路結石などを引き起こします。また、痛風などを起こさない場合も、腎臓に大きな負担をかけ続けます。尿酸はプリン体から作られますので、プリン体の多い食品を控えることが有効です。なお、結晶がたまっている場合には尿酸値を下げる治療を行いますが、尿酸値が充分下がってからも結晶が溶けるまでには時間がかかります。しっかり治療を続け、再発を防ぎましょう。

高尿酸血症(痛風)

脂質異常症(高脂血症)

血液中の脂質には、悪玉コレステロール(LDL)や善玉コレステロール(HDL)、中性脂肪があります。脂質異常症は、悪玉コレステロールや中性脂肪が多い状態、あるいは善玉コレステロールが低い状態が続く疾患です。脂質のバランスが崩れると、血管に過剰な脂質がたまって血管の狭窄や閉塞を起こします。脂質異常症は自覚症状なく進行し、ある日突然、脳卒中や心筋梗塞などを起こします。健康診断などで脂質異常を指摘されたらできるだけ早く適切な治療を受けることが重要です。

脂質異常症

インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染し、潜伏期間1~5日で発症します。38℃以上の高熱、関節痛、強い倦怠感などの症状がいきなり現れ、多くは1週間程度で回復へ向かいます。ただし、重症化して肺炎や脳炎、心不全などを発症することもあります。インフルエンザは感染力が強く、特に子どもや高齢者、基礎疾患のある方は感染予防に注意が必要です。毎年、12月から翌年3月までの冬期に流行しますので、流行前の11月中に予防接種を受けておくと発症や重症化予防が期待できます。

予防接種

発熱外来について

当院では、発熱や咳のみられる患者様、また新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となった方に対して、発熱外来にて診療を行っております。一般の患者様とは入り口や部屋を分けた空間的隔離をさせていただいた上で、診察・検査(抗原検査・PCR検査)等を行っております。一日に診られる患者様の人数に限りがありますが、当院では岡山市内を中心に、地域の皆様に対して1人でも多く診療を行いたいと思っております。ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、事前に電話していただき、指定の日時に受診していただければと思います。また、一般の患者様におきましても、当院では徹底した感染対策を行っていますので安心してご受診ください。

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